月別アーカイブ: 2020年8月

-ニカラグアのトップ10ニュース: 8月31日

1) サンディニスタの国旗に対する迫害:

警察の市民に対する迫害が激しくなってきています。先日は国旗を販売していた青年が逮捕された事件が起きました。独立記念日を迎える9月は解放の日であり、国旗を用いて自由を叫ばれると、サンディニズモからの自由を訴える野党連合の活動に勢いがついていしまうので、それを阻止しようとしているように見えます。このような警察の暴力は、野党、他の政党、から非難されています。

→ 独立記念日を前にして、現政府は国旗の使用を規制するかもしれませんね。

 

2) 民間企業連盟(COSEP)会長選挙の行方:

民間企業連盟(COSEP)は1972年に結成された民間企業を保護するための組織で、いくつかの商工会議所を束ねています。
現COSEP会長ホセ・アダン・アゲリは再選するに十分な票を持っているにもかかわらず、立候補しないのかも知れません。
その場合、マイケル・ヒーリーが推薦されるものと思われます。
対立候補としてマリオ・ハノンが挙げられています。

参考記事: 7.COSEP(民間企業評議会)内の政府対反政府の戦い: 
https://chicaragua.com/nica-top10-news-part3-of-3-94/

 

3) 野党国民連合の衰退:

ニカラグアでは、2021年11月7日に大統領選挙を含む国政選挙が実施される予定です。
国民連合は結成から6か月が経ちました。現在、野党連合は内部の権力争いに巻き込まれていて、相互不信が相互不信が原因で次期大統領選挙でサンディニスタを倒すという本来の目的を前に力を失っています。オルテガ政権の戦略として彼の”独裁的”体制に”手を貸す”野党勢力(つまりアレマン元大統領一派など)を作り出すことに成功したため、内部から切り崩されています。

参考記事: -発足以来6か月経ったニカラグアの反政府野党連合は分裂するのか?
https://chicaragua.com/nica-problema-unidad-con-plc-y-jovenes/

 

4) 青と白の国民連合(UNAB)と市民連合(Alianza Cívica)の仲たがい:

野党連合の中核を成している青と白の国民連合(UNAB)と市民連合(Alianza Cívica)ですが、市民連合(Alianza Cívica)の一部の組織が野党連合から脱退しようとしています。やはり、野党連合内部の権力争いを嫌っているのでしょう。これに対する、今後の青と白の国民連合(UNAB)の対応が注目されます。

参考記事: -ニカラグア、野党統一のための国民連合に自由立憲党(PLC)を入れたのは間違いだったのか?
https://chicaragua.com/nica-plc-cn-unidad-nacional/

 

5) 農民運動(Movimiento Campesino)と野党国民連合の対立:

農民運動(Movimiento Campesino)は野党国民連合に残る条件として”政治犯”の釈放を公約にすることを要求しています。
市民連合(Alianza Cívica)は、農民運動(Movimiento Campesino)が裏で自由立憲党(PLC)と手を結んでいると非難していて、収拾がつかなくなってきました。

 

6) 各航空各社の国際商業便の再開予定日:

ユナイテッド航空 10月1日
アエロメヒコ航空 10月1日
コパ航空  10月1日
エアヨーロッパ 10月3日
アビアンカ航空 10月4日
アメリカン航空 10月7日
スピリット航空 未定
デルタ航空 運航停止

 

7) 亡命者への迫害:

政府は、ニカラグアから亡命しようとする者、あるいは帰国しようとする者たちに事前に犯罪者という烙印を押して、捕まえる傾向にあります。
そのため、本来はたとえ犯罪者であっても正当な裁判を受ける権利があるのですが、現政府は独自に罪状を決めて逮捕する傾向があり、人権団体弁護士からは”亡命中の国民の帰還を脅かすものだ”と非難されています。

 

8) 親組織米州機構(OAS)と下部組織米州人権機構(CIDH)の対立:

米州機構(OAS)が米州人権機構の会長を再契約しないことが問題となり対立しています。

 

9) パンデミックの現状:

政府の発表:
総感染者数4,494人、死者数137人

ニカラグア市民団体の調査:
総感染者数9,998人、死者数2,680人

参考記事: -チリ/ニカラグアのコロナウイルス感染状況、8月22日

 

10) 米国共和党大会終了:

共和党はドナルド・トランプ大統領を候補者に指名する党大会を終えました。

https://www.trincheraonline.com/2020/08/30/top-ten-semanal-xxxiii-2/

チリ、与党の次期大統領候補はラス・コンデス市長ラビンか、プロビデンシア市長マテイなのか?

 ラビンとマテイ

チリの次期大統領選挙は2021年11月21日に予定されています。任期は2022年3月11日から2026年3月11日です。
現在のチリ大統領は国民改革党(RN)出身のセバスティアン・ピニェーラ大統領であり、法律により連続当選はできないことになっています。

報道を見る限り野党の次期大統領候補の一番人気は共産主義者ダニエル・ハドゥエ現レコレタ市長であり、前大統領ミチェル・バチェレの名前も挙がっています。

与党が2期続けて政権を担当するためには野党との政権交代を阻止しなければなりませんが、そのためには右寄り政党間において統一候補を立てることが必要になります。
統一民主独立党(UDI)には有力候補が2人います。ラスコンデス市長ホアキン・ラビンとプロビデンシア市長エベリン・マテイです。

今回、プロビデンシア市長エベリン・マテイが立候補を表明しています。

 

プロビデンシア市長エベリン・マテイ: 立候補を公言
“はい、大統領候補になりたいと思っています。”
“ここプロビデンシア市でまた大統領候補になりたいと思っていますが、私が提案しているのは、(関係者との)議論を始めるということです。教育、健康、汚職、安全保障、機会均等などに関して私から提案があります。”
“まずプログラムを作成することです。そして、より良い案を持っている人を選ぶのです。私は大統領候補になる準備ができています。”

 

ラス・コンデス市長ホアキン・ラビン: 現在のところ立候補は明言せず
市長の中から大統領候補が出るのは良いことです。市を統治しているので、現実的で実効性があります。この国にとっては良いことでしょう。”
“まず、立候補おめでとうございます。素晴らしいことだと思います”

両者が所属している統一民主独立党(UDI)の党首は、どちらを候補者とするか、まだ正式に表明していません

 

次期大統領選挙において立候補が期待されている人達:

与党側(右寄り)
プロビデンシア市長エベリン・マテイ
ラスコンデス市長ホアキン・ラビン

野党側(左寄り)
共産主義者ダニエル・ハドゥエ現レコレタ市長
ミチェル・バチェレ前大統領

 

過去4期の大統領:
2006-2010 ミチェル・バチェレ
2010-2014 セバスティアン・ピニェーラ
2014-2018 ミチェル・バチェレ
2018-2022 セバスティアン・ピニェーラ

参考記事: -チリの大統領がウィルスに感染した場合、大統領の交代はあるのか、次は誰なのか?

http://www.lanacion.cl/joaquin-lavin-y-candidatura-presidencial-de-evelyn-matthei-la-felicito/

-チリでトラック運転手のストライキが発生: 全国的に高速道路がトラックで埋め尽くされ通行不能となる

トラック運転手たちが各地の高速道路を占拠して道路封鎖しチリ警察隊との睨み合いが続いています。

パンデミックにより、人々の生活がさらに苦しくなり、一部の人達が食品輸送中のトラックを襲い品物を奪い取るようになりましたが、何故か犯人が一人も捕まらずトラック運転手たちの不満が爆発しました。

例えば、今年2月には、首都サンティアゴから南のテムコへ向かう途中にあるビクトリア市でトラックが放火される事件がありました。
車内で就寝中だったトラック運転手を狙った事件でしたが、残念なことに、運転手は脱出することができず、重度のやけどを負い、その後病院で死亡しました。

https://www.biobiochile.cl/noticias/nacional/region-de-la-araucania/2020/03/04/muere-conductor-de-camion-que-quedo-con-30-de-su-cuerpo-quemado-tras-ataque-incendiario-en-victoria.shtml

この事件を受けてピニェーラ大統領は新しい法律を作成し、車両の放火への罰則を強化することを表明しました。
“もっと早くこの法律を作っておくべくだった。これにより、関係者の声明と健康を守っていけるよう気を付けていきたい”

これに対して全国貨物輸送連盟は不満を表明しています。
“我々は法律の作成を要請していたのではない。”
”我々が求めているのは、特に南部の特定の場所において、大きな損害を受けている深刻な状況を解決することです。私達は放火され、銃撃されたのです。”

“政府から受けた提案では問題の本質を解決することはできません。ですので、歩み寄るために、こちらから政府に提案を送ることにします。”

“(輸送中に)仲間のドライバーが襲われホアン・バリオスは殺されました。これは作り話ではないのです。モンセラットは拳銃で撃たれ、死にかけました。商品輸送を継続するには、多くの課題があります。”

”この問題に関しては、昨年末から政府に提案してきましたが、政府は全く何もしませんでした。

罰則を厳しくするために新しく制定される法律に関しては、以下のように述べています。
“一体この法律が何の役に立つのか? 1997年から今までの間、1300台の重機が放火され、トラック544台が焼かれたのに、犯人が一人も捕まっていないとはどういうことだ?”

“このホアン・バリオス法はいいのだが、犯罪を犯している犯人を見つけて捕まえないといけない。それなのに誰も逮捕されないので、このホアン・バリオス法に何の意味があるのか? それが問題なのです。だから、司法、行政、立法はこの法律を使えるものにするような方法を探す必要があるのです。”

トラック運転手たちの道路封鎖の動機自体は悪いようには見えませんが、高速道路を封鎖して一般のチリ国民の生活を圧迫してしまったことにより、一部の国会議員からトラック運転手たちの行動が”迷惑なものであり、テロリスト的”であると断定され、国家安全保障法の発動を求める声も上がっています。

ピニェーラ大統領がどのように事態を収拾するかに注目が集まっています。

http://www.lanacion.cl/dirigente-de-la-cntc-nosotros-no-estamos-pidiendo-ningun-proyecto-de-ley/

-発足以来6か月経ったニカラグアの反政府野党連合は分裂するのか?

野党連合は権力争いにより行き詰まりを見せています。相互不信が原因で次期大統領選挙でサンディニスタを倒す目的を前に力を失っています。

ニカラグアでは、2021年11月7日に大統領選挙を含む国政選挙が実施される予定です。

その選挙で、与党サンディニスタのダニエル・オルテガ大統領に立ち向かうことができる大きな政治勢力として自らを誇示してきた野党国民連合ですが、進展よりも内部の対立のほうが多く、若者を取り込むためのコンセンサスが得られないまま、危機的状況のまま半年を迎えてしまいました。

反政府野党国民連合は、4つの国政政党と3つの市民運動グループによって組織されています。来年11月の選挙でサンディニスタを倒すという目的がありますが、内部の権力争い相互不信による対立のため弱体化しています。

問題なのは、オルテガ大統領が13年間連続で権力を握っている間に、野党が切り崩されてしまって、オルテガの戦略として彼の”独裁的”体制に”手を貸す”野党勢力(つまりアレマン元大統領一派など)を作り出すことに成功したことにあります。

野党連合側は、”独裁者”の切り崩しに対抗する必要があるにもかかわらず、残念ながら成功していません。

 

野党連合内部の覇権争い:

市民運動グループにとって問題となっているのは、”事態を打開しようとしない”国政政党の態度であると見られます。

 

市民団体Alianza Cívicaホセ・ダビラ代表:
“(国会議員達は)、自分たちが主張する権力をあきらめて、機会平等を実現し、若者にチャンスを与えるべきであって、現在のように強行的に攻撃するべきではなかった。”

 

青年連合と国政政党のわだかまり:

野党連合内のもう一つの問題は、2018年4月に勃発した反政府デモの主人公であり、野党連合への参加を希望している青年たちとの関係です。

市民運動グループには、国政政党が青年グループを嫌っているように見えるのでしょう。また、市民団体Alianza Cívicaの若者達と青年連合の関係もうまくいっておらず、それも不協和音の一因となっています。

三つ巴の戦い:

やはり一番の問題は、言うことを聞かない自由立憲党(PLC)との内部対立です。特に、PLCの元大統領アルノルド・アレマン一派が野党連合を裏切る可能性が高いです。

自由立憲党(PLC)は、サンディニスタに次いで2番目に大きい政党であり、利権を手に入れるためにサンディニスタと裏で手を結んでいることが、野党連合内部で非難されていて、そのために信用されていません。

参考記事: -ニカラグア、野党統一のための国民連合に自由立憲党(PLC)を入れたのは間違いだったのか?

今後、野党統一連合は以下の3つに分裂する可能性があります。

1) 全自由立憲党(PLC)、あるいは一部のPLCが脱退する
2) 他の国政政党が独自の大統領候補を立てる
3) 市民運動グループだけが野党連合に残る

ニカラグアの大統領選挙は2021年11月7日です。

https://www.trincheraonline.com/2020/08/26/la-coalicion-opositora-llega-a-seis-meses-en-plena-crisis/

-チリの観光地で漁港/海軍基地でもあるバルパライソとビーニャの海岸線に高波警報発令

チリ海軍はバルパライソとビーニャ・デル・マールの海岸線に近づかないように警告を発しています。海軍の報告によると、月曜日の午後4時15分に、高波が防波堤を超えて道路まで達し、軽自動車とオートバイが波に飲み込まれてしまいました。

チリ海軍はバルパライソとビーニャ・デル・マールの海岸線に近づかないように警告を発しています。海軍の報告によると、月曜日の午後4時15分に、高波が防波堤を超えて道路まで達し、軽自動車とオートバイが波に飲み込まれてしまいました。

チリ海軍リカルド・アルカイノ司令官:
“まだ、悪天候と高波警報が出ているため、バルパライソ漁港は現在も閉鎖された状態です。”

“幸いにして、この事故による死傷者は出ていませんし、海軍部隊への損害はありませんでした。”

“特に甚大な被害があったという報告は上がってきていません。全体的に海岸線の道路が崩れることはありませんでした。市町村からの報告によると、公共施設への被害もなかったようです。”

“結果として、大きな被害に至っていないことから、直前に行なった注意喚起が有効的だったようです。”

また、アルカイノ司令官は、写真を撮ったり、状況を確認するために不用意に海岸線に近づかないように、市民に呼びかけています。

“市民が危険な場所に近づかないように海軍のパトロール隊が、交代で見回っています。ここではセルフケアがメインになっています。各自で気を付けて下さい。”

“同時に外出している市民がコロナウィルス隔離政策による政府の外出許可を携帯しているかも確認しています。”

気象庁の発表によると、この高波警報は木曜日ころまで続き、その後解除されます。

Fuente: Emol.com – https://www.emol.com/noticias/Nacional/2020/08/25/996025/Armada-marejadas-Molo-Abrigo-Valparaiso.html