月別アーカイブ: 2021年7月

ニカラグアVS米州機構、ニカラグア大統領夫妻のスピーチは哀愁漂いすぎ、もっと明るく~

最近、ニカラグアのネットニュース配信Trincheraのデザインが相当安っぽくなった。

これも現独裁政権に買収されたか、軍門に下ったか、あるいは怖くて忖度しているのかなぁ~。

何だか内容も腰が引けているような印象だし、オルテガ独裁政治が完成に近づいているように思う。

まあ、完成と同時に内部崩壊するかも知れんけど、、、

https://trincheradelanoticia.com/

 

<米州機構 対 ダニエル・オルテガ独裁政権>

南北アメリカ大陸には米州機構と言う国際組織があって各国同士の紛争解決や関係改善を目的としているようです。

で、そこに参加している国の元・前大統領達が

”オルテガを何とかしろ~”

と要求しているというニュースがありました。

https://trincheradelanoticia.com/2021/07/30/expresidentes-piden-a-oea-acciones-mas-efectivas-contra-gobierno-de-ortega/

署名しているのは以下の人達:

スペイン: ホセ・マリア・アスナル首相(1996‐2004)

コスタリカ: オスカル・アリアス大統領(1986‐1990, 2006‐2010), ラファエル・アンヘル・カルデロン大統領(1990‐1994), ミゲル・アンヘル・ロドリゲス大統領(1998‐2002), ルイス・ギジェルモ・ソリス大統領(2014‐2018)

パナマ: ニコラス・アルディト・バレッタ大統領(1984‐1985), ミレヤ・モスコソ大統領(1999‐2004)

メキシコ: フェリぺ・カルデロン大統領(2006‐2012), ビセンテ・フォックス大統領(2000‐2006)

エルサルバドル: アルフレド・クリスティアニ大統領(1989‐1994)

パラグアイ: フェデリコ・フランコ大統領(2012‐2013), フアン・カルロス・ワズモジ大統領(1993‐1998)

チリ: エドワルド・フレイ・ルイス-タグレ大統領(1994‐2000)

コロンビア: セサル・ガビリア大統領(1990‐1994), アンドレス・パストゥラナ大統領(1998‐2002), アルバロ・ウリベ大統領(2002‐2010)

エクアドル: オズバルド・ウルタド大統領(1981‐1984), ジャミル・マウアド大統領(1998‐2000)

ウルグアイ: ルイス・アルベルト・ラカジェ大統領(1990‐1995)

アルゼンチン: マウリシオ・マクリ大統領(2015‐2019)

ボリビア: ホルヘ・トゥト・キロガ大統領(2001‐2002)

 

国民が怖がりそうな、ちょっと暗めのクリスマスメッセージby副大統領・大統領夫人

そして、これで国民の士気が上がるのかどうか疑問が残る相変わらずなダニエル節のらーりくらーり。

雰囲気だけで良くわかります。

 

非常に暗~い感じが目立つニカラグア大統領のスピーチ。何だか人生つらそうですね。

7月19日はニカラグアのダニエル・オルテガ大統領が所属するサンディニスタ政党の革命が成功してから42周年の記念日でした。

オルテガ大統領のスピーチを観ましたが、非常に寂し~い声のトーンで話すので、何だか悲しくなってしまいました。

革命で多くの戦友を失ってしまった暗い思い出があるのでしょうけれど、最貧国ニカラグアのつらい現実と重なって何だかとても重た~い雰囲気に満ち溢れている、全く喜びが感じられない様子を是非感じ取って下さい。

スペイン語が分からなくても、国全体の雰囲気がよ~くわかりますよ。

まず顔が暗い。

下のビデオからどうぞ、、、

以下はスピーチの一部を普通に翻訳したものと、それを圧政に苦しんでいる国民目線で訳したものです。

通常翻訳: ”ここには国内の治安を守り、安全を構築し、犯罪や麻薬組織とと戦う軍隊があります。そして、私達には市民の安全のために戦う警察組織があります。ですから、皆さんに言います: 団結した人民は決して負けません。武装した人民は決して潰されません。”

国民目線訳: ”麻薬の売買や犯罪は俺たちが仕切っているんだから勝手に行なうなよ。言うことを聞かない奴らはニカラグア軍がしばくからな。政府に文句を言う奴らは警察が取り締まるから大人しく言うことを聞けよ。俺たちを支持しないと、お前らも一緒に米国に潰されちまうんだぞ、わかったか。”

11月に大統領選挙が行なわれる予定ではありますが、独裁政権が有力な野党候補者を全員拘束して牢屋にぶち込んでしまったので、このままでは現役大統領の無投票での当選となりそうです。

まあ、投票が実施されても買収されている人が多いので、余裕で勝つでしょうけれど、何を恐れているのか、独裁者の疑心暗鬼ぶりが見えて心理状態が分かりやすくとても勉強になります。

 

人類は貧しい(清貧?)状態が本来の姿なのに、どうして裕福になろうとするのか?by Dr. Armando de la Torre

ユーチューブにグアテマラのアルマンド・デ・ラ・トレ大学教授の授業がアップされていたので観たら興味深い内容だった。

以下が要旨。

2009年8月28日
グアテマラのFrancisco Marroquín大学にて

******
50年前はみんな貧しかった。
とはいえ、キューバ、アルゼンチン、ウルグアイ、ベネズエラはヨーロッパよりは裕福だった。
しかし、その4ヶ国は今は貧しくなってしまった。ハイチは常に貧しい。

一方、昔、チリは貧しかったのに、今はラテンアメリカでは裕福な国になった。ペルーも同じ。
コスタリカもそう。

皆さんは、昔は貧しかったのにどうして裕福になったのか?と考えるかもしれない。

貧しさには原因がない。それは元来人間の素の姿だった。
人間は裸で生まれてくるではないか。つまり、人類は長い間ずっと貧しかったのだ。

だから、裕福になった原因は何かを考えるほうが良い。
近代に入ってどうして急に裕福になったのか?

1万年前には平均寿命は28歳まで生きればいいほうだった。
クリストファー・コロンブス(1451-1506)の時代には女性の場合27歳だった。

なのに、今は平均寿命が82歳になっている。女性が88歳。
日本では女性の平均寿命が93歳である地域もある。
食べ物が良いので長生きする。毎日3度食べる。昔は食べ物自体がなかった。
衛生状態も良い。

国連の発表では(年代忘れた)8億人が貧困状態にある、一日一ドル以下で生活。
クリストファー・コロンブスの時代には98%が貧しい状態。
1万年前は100%が貧困レベルだった。
今は以前ほど多くの人が貧困状態にいるわけではない。

貧しい状態は人類にとって自然な状態のはずなのだ。
なぜそこから人は離れようとするのか。

部屋が4000室もあるベルサイユ宮殿を建てたフランス国王のルイ14世と皆さんと比べてどちらが裕福だと思いますか?
私は皆さんだと思います。

ルイ14世には水道がなかった。
電気もなかった。
食事も皆さんほど種類が豊富ではなかった。

この点を考えなければならないのです。

貧しい状態が通常な姿のはずの人類がどうして裕福になろうとするのか。

それを約束すること自体が政治の失敗なのではないか。

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マタイによる福音書5章3節
心の貧しい人たちは幸いである。
天国は彼らのものである。

マタイによる福音書19章24節
富んでいる者が神の国に入るよりは、
ラクダが針の穴を通る方がもっとやさしい。

ってことかな?

カトリック信者の多い国だから、、、

 

 

チリの次期大統領がハドウェ共産党員になる可能性がなくなった日

チリ次期大統領選挙の一番人気であったはずの共産党員ハドウェが7月18日に行なわれた各党の候補者を決める選挙で対立候補に敗れるという波乱がありました。しかも、与党側候補で人気者のホアキン・ラビンも負けたぁ~。

現政権側の候補がホアキン・ラビンで野党側候補がハドゥエに決まるとばかり思っていて、あまりニュースを追っていなかったのでビックリ。

ボリック大統領候補(野党側)とシチェル大統領候補(与党側)

以下が結果:

グループA. チリ・バモス連合(右翼政党の集まり)        得票総数: 1,343,830 得票率: 100.00%

1位: セバスティアン・シチェル・ラミレス 独立系       得票数 659,549       得票率 49.08%

2位: ホアキン・ラビン(前ラスコンデス市長) UDI(独立民主連合)  得票数 420,679         得票率 31.30%
3位: イグナシオ・ブリオネス・ロハス EVOLI(進化党)      得票数 131,928         得票率 9.82%
4位: マリオ・デスボルデス・ヒメネス RN(国家改新党)      得票数 131,674         得票率 9.80%

 

グループB. アプルエボ・ディグニダ連合(左翼中道政党の集まり)  得票総数: 1,750,717 得票率: 100.00%

1位: ガブリエル・ボリック・フォント CONVERGENCE(社会結束党) 得票数: 1,057,911 得票率: 60.43%
2位: ダニエル・ハドゥエ・ハドゥエ PCCH(共産党) 得票数: 692,806 得票率: 39.57%

有効票 3,094,547 98.47%
無効票 41,958 1.34%
白紙票 6,265 0.20%
投票数 3,142,770 100.00%

政権党候補になる予定だったラビンが負けてしまって、勝ったシチェルって誰? って思った。

もしかしたら、負けたラビンと勝ったシチェルの間で何らかの裏取引があったのでは、と疑ってしまった。

それはともかく、共産党のハドゥエが負けた理由を知りたくて、投票前に行なわれた勝者ボリックと敗者ハドゥエの討論会を観た。

あー、テレビ局側は明らかにハドゥエに冷たく当たっているなぁと感じた。テレビ業界も共産党から大統領が出たら仕事を失うと思ったのかも知れない。

ハドゥエが酷い奴に見えるよう演出されている感じがしたし、実際に討論会を聞いていると政策もひどいし、答え方も品がないので、ほうっておいてもオウンゴールで自滅したのかも知れないけど。

さあ、年末に行なわれる大統領選挙でボリック大統領候補(野党側)とシチェル大統領候補(与党側)のどちらが勝つのか?

政権交代が起きないほうがチリ国民の為になるとは思ので、与党候補を応援しよう。

投票権はないけど、、、

 

 

 

ハイチ大統領暗殺犯の首謀者は米国にいた、で黒幕は?

一応、ハイチ大統領暗殺の司令塔はマイアミで逮捕されたけど、ハリウッドの映画にあるように身代わりで本当の黒幕はこの人じゃないでしょう、って思っている人多いはず。

Christian Emmanuel Sanon

https://www.thedailybeast.com/christian-emmanuel-sanon-mystery-florida-based-doctor-accused-of-plotting-haiti-assassination

“マイアミ在住の自称ドクターがハイチ大統領ジョベネル・モイーズの暗殺を指示したとして捕まりました。代わりに自分が大統領になりたかったようです。”

殺せば代わりに大統領になれるという考えもすごいけど、米国から指示していたっていうのが怖い。

一人につき30万円の月給を出していたとしたら、例えば、30万円x30人=900万円+渡航費+経費で毎月軽く1000万円越えだなぁ。

絶対、裏に資金提供している組織がいるよね。

そこまで捜査の手が届くか見ていましょう。

6月にプライベートジェットでハイチに入国していたというから、ハイチで逮捕されたのかな。

背後にいるのは米国か、ロシアか、キューバかそれともコロンビアか、このクイズは難しいぞ。

米国からFBIと国土安全保障省のエージェントがハイチ入りしているということですので、事件解決に期待しましょう。