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人類は貧しい(清貧?)状態が本来の姿なのに、どうして裕福になろうとするのか?by Dr. Armando de la Torre

ユーチューブにグアテマラのアルマンド・デ・ラ・トレ大学教授の授業がアップされていたので観たら興味深い内容だった。

以下が要旨。

2009年8月28日
グアテマラのFrancisco Marroquín大学にて

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50年前はみんな貧しかった。
とはいえ、キューバ、アルゼンチン、ウルグアイ、ベネズエラはヨーロッパよりは裕福だった。
しかし、その4ヶ国は今は貧しくなってしまった。ハイチは常に貧しい。

一方、昔、チリは貧しかったのに、今はラテンアメリカでは裕福な国になった。ペルーも同じ。
コスタリカもそう。

皆さんは、昔は貧しかったのにどうして裕福になったのか?と考えるかもしれない。

貧しさには原因がない。それは元来人間の素の姿だった。
人間は裸で生まれてくるではないか。つまり、人類は長い間ずっと貧しかったのだ。

だから、裕福になった原因は何かを考えるほうが良い。
近代に入ってどうして急に裕福になったのか?

1万年前には平均寿命は28歳まで生きればいいほうだった。
クリストファー・コロンブス(1451-1506)の時代には女性の場合27歳だった。

なのに、今は平均寿命が82歳になっている。女性が88歳。
日本では女性の平均寿命が93歳である地域もある。
食べ物が良いので長生きする。毎日3度食べる。昔は食べ物自体がなかった。
衛生状態も良い。

国連の発表では(年代忘れた)8億人が貧困状態にある、一日一ドル以下で生活。
クリストファー・コロンブスの時代には98%が貧しい状態。
1万年前は100%が貧困レベルだった。
今は以前ほど多くの人が貧困状態にいるわけではない。

貧しい状態は人類にとって自然な状態のはずなのだ。
なぜそこから人は離れようとするのか。

部屋が4000室もあるベルサイユ宮殿を建てたフランス国王のルイ14世と皆さんと比べてどちらが裕福だと思いますか?
私は皆さんだと思います。

ルイ14世には水道がなかった。
電気もなかった。
食事も皆さんほど種類が豊富ではなかった。

この点を考えなければならないのです。

貧しい状態が通常な姿のはずの人類がどうして裕福になろうとするのか。

それを約束すること自体が政治の失敗なのではないか。

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マタイによる福音書5章3節
心の貧しい人たちは幸いである。
天国は彼らのものである。

マタイによる福音書19章24節
富んでいる者が神の国に入るよりは、
ラクダが針の穴を通る方がもっとやさしい。

ってことかな?

カトリック信者の多い国だから、、、