-チリの大統領夫人、女性の起業を支援する組織を立ち上げる
現在、セシリア・モレル大統領夫人は、セバスティアン・ピニェーラ大統領が運営している財団関連の組織を7つ抱えていて、コロナウィルスの影響で危機的状況に陥っている人々をサポートするプログラムを実施しています。
それに伴って、大統領夫人の組織(Prodemu)は“Juntas Crecemos(共に成長しよう)”という取り組みを行なっています。
女性の意思決定と経済的自立の強化を目的としています。このプログラムは3千人の女性にオンライントレーニングを通して起業のためのツールと15万ペソの資本金を提供します。
セシリア・モレル大統領夫人:
“パンデミックによって多くの家庭がひどく影響を受けています。仕事を再開するためには、このようなサポートは大事になります。私達は益々、女性や弱者を支援できるようにならなければなりません。全ては、この大変な時に助け合い、そのために私達の財団を通して取り組んでいるのです。”
コロナウィルスによって最も被害を受けている人々は商店主と自営業者でもあります。
また、女性は仕事に加えて、家事と勉強を両立しなければならないという難しさを抱えています。
これに関してはProdemu財団のディレクター、パオラ・ディエスが以下のように説明しています。
“女性の起業は必要に迫られて行なうことが多く、男性の起業に比べて基本的に収益が少ないというハードルもあります。私達は、起業が経済的に自立するための良い機会であることを理解してくれるよう女性たちに期待しています”
チリでは起業の40%が女性により行なわれていて、それは約70万人の女性に相当します。
そのうち59%が起業の理由に“必要性”を挙げています。
参考記事: -チリ政府が中流家庭への支援策を発表: 住宅ローンの支払い延期や利子なし新規ローンなど、、、
http://www.lanacion.cl/morel-tenemos-que-ser-capaces-de-llegar-con-ayuda-cada-dia-a-mas-mujeres/