2020年9月から2021年9月までの最低賃金/月を再調整する法案の国会採決は水曜日に延期されました。
国会の部会執行部の提案では、現在の最低賃金を320,500ペソ(約4万4千2百円)から322,000ペソ(約4万4千4百円)に引き上げ、2020年9月から2021年2月までの結果を基にして2021年3月31日の時点で再調整することを検討しています。
→ たった200円だけかい。もう少し上げてあげたらいいのに。
イグナシオ・ブリオネス財務相:
“3月の雇用と経済状況を評価することは私にとって非常に意味のあることです。”
“今日、最低賃金の調整が雇用の可能性、雇用維持、雇用創出に対して与える影響を考慮に入れた別の視点から最低賃金の調整を見直さざるを得ない、前例のない課題に直面していることは明らかだと思います。”
ブリオネス財務相は、最低賃金の収入を国費で補う最低保証施策を調整中です、と説明しました。財務大臣は、現在、最低賃金320,500ペソを受け取っている者に対して、毎月45,000ペソ(約6200円)のボーナスを政府が支給するようにできないかと考えています。
→ 果たしてチリ政府に毎月一人6200円も支給する経済的余裕があるのか? 怪しいものです。今後、どうなるか確認する必要があるでしょう。