CID-Gallup社の調査によると、ニカラグア人の70%がコロナウィルスに対する政府の対応を支持していません。
10人のうち7人が国が間違った方向に進んでいると回答しています。
もし、今日、大統領選挙が行なわれた場合、23%が与党サンディニスタに投票すると言っていますが、野党統一候補がいないために与党が勝つでしょう。
選挙は2021年11月に行なわれる予定。
CID-Gallup社:
“ニカラグア人は、国の問題は大統領夫妻に責任があり、夫妻の家庭内の経済問題が悪影響しているとみています”
大統領夫妻への不支持率は増加していると言います。
“インタビューを受けた人達は、オルテガ大統領がとっている行動に対して恐怖を感じています。”
“ニカラグア人には必要な情報が与えられていません。パンデミックに対してどの様に対処したらいいかに関して政府には明確なアクションがない。病院は患者にどう対応していいか分かっていない。これが少しずつ、人々に恐怖を植え付けています。”
コロナウィルス対策:
政府の措置に対する不支持率: 70%
政府の措置に対する支持率: 25%
オルテガ氏への支持率、下降傾向:
支持派と不支持派の2極化が極端になってきています。
政府を支持する傾向のあるグループの中でもサポートレベルが下がってきています
“政府の政策を疑っている人達がいて、政府の方向性に懐疑的になっています”
75%の人達が国が間違った方向に進んでいると心配していますが、オルテガ大統領にそれを変える力はない、と思っているようです。
“それにより、ニカラグアの将来に悲観する人が増えています。”
評価リスト20人の中でオルテガは評価が最も悪かった。2番目に悪かったのは奥さんのロサリオ・ムリージョでした。
また、半分以上のニカラグア人がオルテガの仕事を“悪い”あるいは“非常に悪い”と評価しています。
国の主要な問題はオルテガ:
現在のニカラグアの主な問題は何か:
- パンデミック(31%)
- 職不足(21%)
- オルテガ政権自体(14%)
- 物価高(11%)
- 言論の自由がないこと(8%)
結論:
“大多数が“誰にも投票しない”と言っているので、もし、野党が分裂したまま、合意に至らなければ、与党サンディニスタが大勝するだろう”
参考記事: -ニカラグア最低の評価、コロナウィルス対策に対する政府首脳ランキング
https://havanatimes.org/interviews/poll-in-nicaragua-fsln-weaker-but-could-beat-divided-opposition/