-米国下院議員のニカラグア評: Albio Sires(民主党、ニュージャージー州選出)

3月に、コロナウィルスのパンデミックがニカラグアでも発生した際、ダニエル・オルテガ大統領は一か月以上も公的な場から姿を消しました。それはオルテガ大統領の公務に対する雑な姿勢で、驚きました。それは39日間続きました。コロナウイルスに対する責任を回避しようとするオルテガのあからさまな試みは、ニカラグア人の命を軽んじるオルテガ政府の姿勢を示しています。世界各国がそれぞれの方法で問題に対応している中、ニカラグアではオルテガは間違いなく大統領として、問題を“見ない、気にしない”ことを行なっていました。国際社会はボールから目を離してはいけないのです。

現在のニカラグアの人権問題の危機は2018年4月に始まりました。反政府大規模デモが起きて、マナグアの通りを市民が占拠しました。社会保障改革により力を与えられたデモ隊は、オルテガ政権に対してより広範囲な国民の怒りを代表することになりました。

オルテガの警護隊が320人以上を殺害することでデモ隊に対応していました。これは人類に対する犯罪です。

早くも2年が過ぎ、抗議活動は弱体化してきましたし、人権保護活動も悪化の一途をたどっています。2015年以降、土地の不法占拠で、少なくとも44人の先住民が殺されました。現在、86人の政治犯が組織的に拷問を受けています。過去2年間で10万人以上のニカラグア人国外逃亡を余儀なくされ、その多くがコスタリカに避難しています。

残念ながら、トランプ政権はニカラグア人の強制送還という逆効果な政策を継続していて、2018年から2019年にかけて、強制送還数が約3倍に増えています。

ほとんどのニカラグア人にとっての現実は、パンデミックによってオルテガのひどい無神経さが明らかになる前に、すでに悲観的なものとなっていました。オルテガ政権は家での隔離を命令したり、学校や会社を閉鎖することは決して行なわず、大集会も進めていました。同時に、パンデミックの影響を隠蔽するために、夜間に隠して死者を埋葬し、コロナによる死者数を減らすために、”典型的な肺炎”死を偽装しました。コロナによる死者数は公式には99人ですが、市民団体によると2,500人近くに上っています。6月には政府を批判して10人の医師が解雇されましたし、パンアメリカン保健機構も5月に職員が病院への立ち入りを拒否されたことを公表しています。

参考記事: -ニカラグアでは未だに学校が休校とならずウィルス感染拡大が心配される

、、、、、国際社会は声を一つにして話し合わなければいけないし、ニカラグア人の回避可能な苦痛から目を背けてはなりません。今、米国はこれまで以上に、国際機関・同盟国と連携して、2021年に民主的な選挙が行なわれるよう、オルテガに圧力をかけ続けなければなりません

、、、、、ここ数か月間、オルテガ政権の圧政を非難する決議案を全会一致で可決し、下院と上院はニカラグア人に対する支援を再確認しました。

そうであっても、さらに進めなければなりません。米州機構の持続的な努力を完了させるために、国連は特使を派遣するべきです。欧州理事会は5月にオルテガの仲間6人を制裁することで一歩前進しました。米国の制裁は特定の選挙改革と連動させるべきです。国際社会は競争可能な選挙の最低条件を飲むように保証させなければなりません。これには、新しい独立した選挙委員会の即時設置、信頼できる有権者名簿の作成、2021年の全選挙プロセスへの国際的オブザーバーのアクセスなどが含まれます。

参考記事: -ニカラグアの反オルテガ勢力は来年の大統領選挙に野党統一候補を立てることができるのか?

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https://www.trincheraonline.com/2020/07/30/no-podemos-perder-de-vista-los-abusos-de-ortega-en-nicaragua/