非常に暗~い感じが目立つニカラグア大統領のスピーチ。何だか人生つらそうですね。

7月19日はニカラグアのダニエル・オルテガ大統領が所属するサンディニスタ政党の革命が成功してから42周年の記念日でした。

オルテガ大統領のスピーチを観ましたが、非常に寂し~い声のトーンで話すので、何だか悲しくなってしまいました。

革命で多くの戦友を失ってしまった暗い思い出があるのでしょうけれど、最貧国ニカラグアのつらい現実と重なって何だかとても重た~い雰囲気に満ち溢れている、全く喜びが感じられない様子を是非感じ取って下さい。

スペイン語が分からなくても、国全体の雰囲気がよ~くわかりますよ。

まず顔が暗い。

下のビデオからどうぞ、、、

以下はスピーチの一部を普通に翻訳したものと、それを圧政に苦しんでいる国民目線で訳したものです。

通常翻訳: ”ここには国内の治安を守り、安全を構築し、犯罪や麻薬組織とと戦う軍隊があります。そして、私達には市民の安全のために戦う警察組織があります。ですから、皆さんに言います: 団結した人民は決して負けません。武装した人民は決して潰されません。”

国民目線訳: ”麻薬の売買や犯罪は俺たちが仕切っているんだから勝手に行なうなよ。言うことを聞かない奴らはニカラグア軍がしばくからな。政府に文句を言う奴らは警察が取り締まるから大人しく言うことを聞けよ。俺たちを支持しないと、お前らも一緒に米国に潰されちまうんだぞ、わかったか。”

11月に大統領選挙が行なわれる予定ではありますが、独裁政権が有力な野党候補者を全員拘束して牢屋にぶち込んでしまったので、このままでは現役大統領の無投票での当選となりそうです。

まあ、投票が実施されても買収されている人が多いので、余裕で勝つでしょうけれど、何を恐れているのか、独裁者の疑心暗鬼ぶりが見えて心理状態が分かりやすくとても勉強になります。