-ニカラグアの反オルテガ勢力は来年の大統領選挙に野党統一候補を立てることができるのか?

参考記事: -ニカラグアの2021年大統領選挙で、野党統一候補はオルテガに勝てるのか?

ニカラグアの次期大統領選挙は2021年11月7日に行なわれます。
まだ、出馬表明がないとはいえ、現大統領ダニエル・オルテガが4期目を狙って立候補すると見られています。

 

結論: 
PLCとマリア・フェルナンダ・フロレス議員(アレマン元大統領の奥さん)が他のリベラル陣営と仲良くして、統一候補を立てることができれば、オルテガに勝つ可能性がある。

 

予想:
マリア・フェルナンダ・フロレス議員がわがままを言って、リベラル陣営が分裂し、統一候補を立てられない。

 

2006年からずっと負け続きのリベラル陣営ですが、原因はただ一つ、仲間割れです。

 

2006年の大統領選挙の結果:

FSLNサンディニスタ: 38.07%
PLC立憲自由党: 26.51%
PLI自由独立党: 29.00%

これを見る限り、PLCとPLIが統一候補を立てていれば、余裕で勝っていたのです。
まあ、この当時、PLC陣営の元大統領アレマンが逮捕・自宅軟禁生活を送っていたのでリベラル陣営内の勢力争いで、それどころではなかったのでしょうけれど。

現在、来年の大統領選挙の立候補者はまだ上がってきていないようですが、FSLNを除く各陣営のリーダーは以下のようになっています。

1) 立憲自由党Partido Liberal Constitucionalista (PLC)
PLC党首: マリア・ハイディ・オスナ
下院議員: マリア・フェルナンダ・フロレス(アレマン元大統領の奥さん)

2) 民主維新党Partido Restauración Democrática (PRD)
PRD党首: サトゥルニノ・セラト牧師

3) 自由独立党Partido Liberal Independiente(PLI)
PLI党首: José del Carmen Alvarado

 

まあ、どんなに頑張っても前回の選挙結果が以下のようになっていて、サンディニスタ72%対リベラル20%ですから、これをひっくり返すのは難しいかと思われます。

2016年の大統領選挙の結果:

FSLNサンディニスタ: 72.44%
PLC立憲自由党: 15.03%
PLI自由独立党: 4.51%
ALN→民主維新党PRD: 4.31%

 

残りの不確定要素は:

1) 75歳となるダニエル・オルテガ大統領の健康問題 → かなりやつれているように見える

2) 現大統領が立候補しない場合 → 奥さんであるムリージョ氏が立候補可能なのか

3) クーデター級の事件発生 → デモ、テロ、暗殺などに要注意

どちらにしても、しばらくは国を2分するような争いが繰り広げられるのでしょう。→ お家芸のようなもんです、、、

https://www.trincheraonline.com/2020/07/27/que-mueve-a-la-oposicion-que-enfrentaria-a-ortega-en-2021/