-ニカラグアのオルテガ政権、ニカラグア人の大量帰国に合わせて手続きの支払いをドル建てにして外貨獲得?:しかも値上げまで、、、

ダニエル・オルテガ大統領の政府は、国境での手続き料をドル建てに変更し、料金の値上げを決めました。また、外国人に対しては別料金の設定を決めています。COVID-19パンデミックの影響で海外に出稼ぎに出ていたニカラグア人が仕事を失い、帰国する際に、高い費用を払えずに影響を受けることになります。

参考記事: -ニカラグア政府に帰国を拒否されたニカラグア人数百人を救ったのは隣国コスタリカ人だった

今週、国会ではサンディニスタの下院議員たちによって新しい法案が可決されました。それは国境での手続きの支払いをドル建てに義務化するというものであり、外国人に対しては費用を2倍、3倍、手続きによっては4倍に値上げしてい外貨を稼ごうというものです。国民からは不満の声が上がってて、野党は反対しています。

これにより政府は税収を上げようと目論んでいます。すでにいくつかは実行されていて、以前は無料だったPCR検査は150ドル黄熱病のワクチンは30ドルになっています。

外国人の場合、5年間の滞在ビザは以前は約20ドルだったのに、500ドルに変更されます。また、以前は約20ドルだった移民区分変更手続きも75ドルになります。

今回の変更で最も高い料金は、ニカラグア国籍を取り戻す手続きとなります。約200ドルだったものが、1000ドルとなります。

サンディニスタの下院議員が主張するように、元々、ニカラグアでは自国通貨コルドバと米ドルの両方が使用可能でしたから、いくつかの支払い方法がドル建てに変わったとしても体制に影響はないかも知れません。問題は外貨を稼ごうとしていることと、値上げ分のお金が何に使われるのか、あるいは誰のポケットに入るのか、ということになります。

野党自由憲法党のマキシミノ・ロドリゲス党首は今回のドル建て化は実質110%から600%の値上げと同等だ、と主張しています。

 

野党自由憲法党のマキシミノ・ロドリゲス党首:
これはニカラグア国民と外国人のポケットに無理やり手を突っ込むやり方だ。政府関係の手続きのドル化を目指しているようですが、一般のニカラグア人はドルでは得しません¨

 

国民の声の一例:
サンディニスタは狂ってしまった。給料は自国通貨コルドバで支払われるべきだ。何故、ドルで支払うようにするのか? そのお金はどこから来るのか? 誰が得をするのか?”

中央銀行の政策により、毎日コルドバの価値が下がっていっています。そのため、ドルで請求されるサービスや商品が増えていますので、この傾向は益々増えていきそうです。

 

https://www.trincheraonline.com/2020/08/06/gobierno-de-ortega-cobra-en-dolares-tramites-migratorios-cuando-cientos-de-nicaraguenses-buscan-regresar-al-pais/