-ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: 8月19日

Top Ten Semanal (XXXI)

1.- マナグア大聖堂放火事件の共犯は警察自身なのか?:

マナグア大聖堂の放火事件から2週間以上経ちました。
参考記事: -ニカラグア政府、ついにカトリック教会を潰しにかかる: 大聖堂放火事件、在バチカン大使も交代、バチカンとの関係がさらに悪化

単独犯の犯行と見られてはいますが、警察は犯人が捕まらないように動いているようにも見えます。これについてはバチカンも«真面目に慎重で透明性のある調査»を求めていますが、警察がすぐに捜査を終了し、ろうそくの火が引火した事故として片付けられてしまいました。ニカラグア政府には事件として犯人逮捕を目指す気は全くないようです。

 

2.- カトリック教会の破壊と盗難事件:

カトリック教会、神父、助祭も、放火事件と同様に教会迫害のターゲットにされています。カトリック教会はすべての教区と司祭に、神聖な所有物を隠して、儀式に使用されているシンボルや神具などを守るように指示しました。実際に、カトリック教会への破壊行為だけでなく、盗難も多数発生しています。

 

3.- 米国の野党連合への関与:

マイケル・コザック米国務次官補は、来年の大統領選挙に向けて、反政府組織であるAlianza CívicaとUNABに対して、結束する道を探すよう要請しました。3団体代表とのリモート会議において、コザック米国務次官補は、”自由のために共に戦うため、野党連合内の代表問題を解決するよう”呼びかけました。

参考記事: -ニカラグアの野党が現オルテガ政権を倒すには”野党結集するしか道がない”はずなのに分裂しそうな現状: パート3

 

4.- コロナによる宗教儀式の中止勧告:

ウィルス感染拡大防止策の一環として、カトリック教会は、この期間行なわれる予定となっている宗教儀式の教会での開催中止を指示し、各自が家で行なうことになりました。サンディニスタが”偽の信者”を組織して、開催するよう騒ぐ場面などもあり、さらなる混乱が予想されています。

 

5.- パンデミックによる感染者数、死亡者数:

保健省によると、死者数は133人に増え、感染者数は4,311人。市民団体の報告では、死者2,591人、感染者9,436人となっています。

参考記事: -チリ/ニカラグアのコロナウイルス感染状況、8月13日

 

6.- 認証されていないロシアのワクチンを使用するとフライング発表してしまう:

ダニエル・オルテガ政権は、治験が終わっていないのにも関わらず、ロシアが発表したCOVID-19ワクチンを、マナグアにあるラテンアメリカ生物工学研究所で複製すると発表してしまい、問題視されています。このワクチンの有効性に関しては、WHOをはじめ世界的に批判を浴びています。プーチン大統領の発表に対して多くの批判が発表されてからは、オルテガ政府からのコメントはありません。

 

7.- ニカラグア政府、自国民の帰国をさらに阻止:

先週火曜日の夜、ロサリオ・ムリージョ副大統領は、4ヶ月間待っていた100人以上のニカラグア人が帰国することを知り、アビアンカ航空のチャーター便のキャンセルを命じた。同時に、アビアンカ航空同チャーター機の搭乗員に新たなPCR検査を要求するという嫌がらせを仕掛けています。これに対し、ニカラグア観光局は難色を示しています。この新しい検査を認めてしまえば、各航空会社がニカラグアへの乗り入れを拒否する可能性があるからです。

参考記事: -未だに1,500人以上のニカラグア人が国境で足止めされている: 何故、自国に入れてもらえないのか?

 

8.- レオン州の”懺悔祭”の中止:

マナグア同様、レオン州においても信者のパレードを伴う宗教儀式が中止されることになりました。全カトリック信者の家庭で祭壇を準備し、懺悔を行なうことが指示されました。

 

9.- 失業率:

ニカラグア経済発展社会財団の推計によると、COVID-19パンデミックが原因となり、今年の失業率は7.3%から9.2%に上昇する可能性があります。2020年末までにニカラグアの失業者数は23万8000人を超えると予想され、その大部分は若者となっています。

 

10.- ジョー・バイデンの副大統領候補にカマラ・ハリス指名:

民主党のジョー・バイデン大統領候補は副大統領候補にカマラ・ハリス院議員を指名しました。

-ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: 8月19日」への2件のフィードバック

  1. 今の反政府組織は、PLC,PLI, 民主維新党ですけれども、Alianza CívicaとUNABに対して結束するよう要請したとありますが、人の名前ですか?



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