過去記事: -ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: パート1からの続き
過去記事: -ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: パート2からの続き
7.COSEP(民間企業評議会)内の政府対反政府の戦い:
民間企業評議会は1972年に結成された民間企業を保護するための組織で、いくつかの商工会議所を束ねています。
現在、ある高名な企業グループがCOSEP と大統領府をコントロールしようと画策しています。
このグループは過激で排他的であり、反政府組織のかく乱を目論んでします。
つまり、ダニエル・オルテガ大統領側の組織ということになります。
現COSEP 会長ホセ・アダン・アゲリは再選を目指していますが、この企業グループは対抗馬としてマリオ・ハノンという誰も期待していなかった候補者を担ぎ上げました。政治的な選挙活動が始まり、どのような結果になるかは、評議会の決定を待つこととなります。
8.学校の授業再開に関して:
公立校の生徒たちは水曜日から長期の休みに入りました。
教育省は軽めの期末試験を行うよう指示しています。
専門家の7月‐9月が非常にスケジュールの詰まった学期になるとの警告にもかかわらず、政府は何の変更も行なわず、ただ7月16日の始業日を待つことになります。
9.中米の感染状況:
中米ではパンデミックが強烈に拡大しています。
コスタリカでは、対策が進んでいませんし、エルサルバドルやホンジュラスでも同様です。
ホンジュラスとコスタリカでは死者と感染者が記録的に増加しています。
ホンジュラスの大統領は感染後、いまだに入院中です。
エルサルバドルでは死者191人、感染者7000人となっています。
参考記事: -チリ/ニカラグアのコロナウイルス感染状況、6月29日
10.中米の経済状態:
中米地域の経済団体が作成した報告書によると、Covid-19の影響だけで、2020年のニカラグア経済は6.3%ダウンの予想。
中米地域では2.3%ダウンの予想。
その一方、民間の銀行ではカードローンやその他の借金の救済する動きが継続しています。
参考記事: -ニカラグアの銀行監督局、借金の支払い期限延長を認める: クレジットカードの支払いも待ってくれるようだ、、、
参考記事: -ニカラグアは国際通貨基金から資金援助を受けることができるのか?: 他の中米の隣国は、、、いくら?
https://www.trincheraonline.com/2020/07/05/164380/