-ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: 8月9日

El Top Ten Semanal de Trinchera de la Noticia (XXX)

1)、2)、3) カトリック教会に対する攻撃:

1) マナグア大司教区のオフィスは、マナグア大聖堂内にあるキリストの血礼拝堂の火災は、ろうそくの火による事故ではなく、テロリストによる放火であると主張しています。バチカンは在ニカラグア大使を通して、ニカラグア教会を擁護し、ニカラグア政府に対して”真面目に慎重で透明性のある調査”を求めていますが, ニカラグア警察はすでにロサリオ・モリージョ副大統領に報告しているように、ろうそくの火がカーテンにうつった事故であると結論付けています。

2) レオポルド・ブレネス枢機卿は、迫害と中傷によってカトリック教会をつぶすことはできない、と警告しました。現在、全国的にカトリック教会の大聖堂が放火の標的になっています。マナグア大聖堂では、キリストの血礼拝堂にある382年の歴史を持つキリスト像が放火によって破壊されました。

参考記事: -ニカラグア政府、ついにカトリック教会を潰しにかかる: 大聖堂放火事件、在バチカン大使も交代、バチカンとの関係がさらに悪化

3) サント・ドミンゴ市にあるサンディニスタ委員会は、コロナウイルスを理由にカトリック教会の宗教儀式を中止にし、似たようなイベントを勝手に作り上げて信者を混乱させています。それに乗じて、国内の大聖堂を襲い、現政権を批判して聖職者たちを脅迫しています。

 

4) 失政隠しにカトリック教会攻撃を利用?

マナグア大聖堂のキリストの血礼拝堂の放火は、失政批判から目をそらすための作戦の一つなのでしょうか?
実際に、帰国を拒否され国境沿いに放置されたままのニカラグア国民に対する政府の無策を忘れさせるための戦略としてか思えません。政府がカトリック教会への攻撃を強めたことにより、サンディニスタ支援者がこのメッセージを間違って理解し、ますますカトリック教会への物理的なテロ行為が増加する傾向にあります。

 

5) ニカラグア政権の金集め:

ダニエル・オルテガ政権は、緊急に、国境での手続き料をドル建てに変更し、料金の値上げを決めました。また、外国人に対しては別料金の設定を決めています。しかも、これは経済危機の最中に行なわれました。失政により、税収が増えず、お金が足りなくなってきたので、外貨獲得のためにドル化を画策していたようです。

参考記事: ―ニカラグアのオルテガ政権、ニカラグア人の大量帰国に合わせて手続きの支払いをドル建てにして外貨獲得?:しかも値上げまで、、、

6) 信用できないニカラグア政府のコロナウイルス感染状況報告:

ニカラグア政府のウィルス感染状況の報告はあまり信用できないので、市民団体の報告数を参考にする人が多いようです。

ニカラグア政府: トータル感染者3,092人、死者123人
市民団体: トータル感染者9436人、死者2591人

参考記事: -チリ/ニカラグアのコロナウイルス感染状況、8月2日

 

7) 世界的パンデミック:

コロナウィルスは世界で70万人以上の死者を出していますが、回復した感染者も1100万人います。ジョン・ホプキンス大学によると、世界的には1850万人以上の症例が確認されていて、中南米が最も被害を受けている地域となっています。

 

8) 米州開発銀行からお金を借りるようです:

米州開発銀行は、パンデミック対策のために4千3百万ドルを融資すると発表しました。また、ダニエル・オルテガ政権は台湾から感染検査器1万台の寄付を受けました。出国時のPCR検査費を150ドル、黄熱病ワクチンの費用を30ドルと決めました。ドル化と合わせて国民からお金を巻き上げて赤字の埋め合わせをする政策となっています。

 

9) 各航空会社、今後の予定:

アメリカン航空: ニカラグア政権が搭乗員へのPCR検査方針を変えない場合、10月7日までには復帰予定。
他の航空会社は、9月まで延期で、日にちは未定。
デルタの運航停止は変わらず。

10) レバノン、ベイルートの爆発:

強力な爆発がレバノンの首都近隣全体を破壊し、多くの死傷者が出ました。肥料の製造に使われる硝酸アンモニウムの貯蔵庫が爆発しましたが、正確な原因はまだわかっていません。