-ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: 8月25日

1) ニカラグアの緊急課題は何か?:
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パンデミックにより国が混乱していますが、それ以外にも問題が山積しているにも拘らず、現政府は国家の危機に対して解決しようという素振りすら示していません。
以下、EFEエージェンシーによる喫緊の問題5つです。
1) 不当に、そして大量に監禁されている政治犯の問題
2) オルテガ政府による人権侵害
3) オルテガ大統領に有利に働く選挙制度の改革
4)  解決しようという気すらない経済危機
5)  不安な市民生活
どこを見ても、国としては衰退の一途をだどっており、経済恐慌がすぐそこまで来ていますが、全く解決の手立てがありません。

 

2) パンデミック:
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¿実際に政府は総感染者数を何人と計算していて、何故、それを隠しているのか?
という問いかけに、ハッカー集団アノニマスが答えています。このハッカー集団の調べでは、政府と保健省のファイルには総感染者数9,683人とあるそうで、4,311人という政府の発表は嘘だそうです。専門家によると、世界的な感染傾向に当てはめて計算したところ約98,000人が感染しているはずだと述べています。

参考記事: -チリ/ニカラグアのコロナウイルス感染状況、8月22日

3) カトリック教会放火事件の調査進捗状況:
関連記事: -ニカラグア政府、ついにカトリック教会を潰しにかかる: 大聖堂放火事件、在バチカン大使も交代、バチカンとの関係がさらに悪化

レオポルド・ブレネス枢機卿、“私達は聖霊が真実へ導いてくれると信じています”
このようにマナグアの大司教は言っていますが、カトリック教会の大聖堂に対する放火事件の調査は進展がありません。カトリック教会が独自に専門家を招聘して調査する可能性もあるようです。

専門家が来て調査をすれば、警察が出した”ただの火事”という結論の嘘がバレてしまうでしょう。
焼け焦げてしまった教会の修復に対するオファーが4か国からあったと報告されていますが、カトリック教会迫害の象徴としてこのまま残しておいたほうが良いと思っている信徒が多いのも事実です。

4) コロナウィルスのワクチン:
関連記事: 6.- 認証されていないロシアのワクチンを使用するとフライング発表してしまう:

アルゼンチン政府が治験しているワクチンを中南米17か国が購入すると発表しましたが、おそらくニカラグアは入っていないでしょう。何故なら、ニカラグア政府はWHOが認めていないロシアのワクチンを国内で生産すると発表しているからです。きっと買いたくてもお金がないものと思われます。果たしてニカラグア政府は支払うことができるのでしょうか?

 

5) ニカラグア政府による市民の弾圧:
関連記事: -ニカラグアの会計検査院と警察がカモアパ市役所を襲撃: 政権党が野党を迫害しているのか?

ニカラグア警察は、ダニエル・オルテガ政権の反対派に対する包囲網と弾圧キャンペーンを強化しています。先週の土曜日には、青と白の国民連合(UNAB)の集会を阻止するために襲撃し、逮捕状を提示することなく参加者8人を拘束しました。また、複数の前政治犯を再逮捕し、他の参加者を裁判所に送り込んでいます。一方、SNS上では、元FSLN上級幹部や政府指導者が政府の将来や選挙への不安を表明するリークが頻発しています。

 

6) 政府によるジャーナリストへの脅迫:

ニカラグア政府はジャーナリストへの圧力を強めています。数人のジャーナリストが裁判に訴えられていますし、直接脅迫されている者もいます。2021年の大統領選挙が近づくにつれて、この状況が悪化するのではないかと懸念されています。

 

7) 全国的な大雨による落雷と洪水:
参考記事: -ニカラグア、再び全国的な大雨による落雷と洪水に襲われる: 相変わらず事前の対策無し

ニカラグアでは伝統的に毎年5月中旬から雨が降り始めますが、10月は最も雨量が多い月で、11月まで続きます。そのため、6月から11月までよく洪水が発生しますが、政府が有効な対策を立てないので、毎回、被害増大となります。

 

8) パンの値段高騰:

パンの値段が2倍に上がっています。一袋12個入りのパン12コルドバだったものが、24コルドバと2倍になっています。

9) オルテガ政府の無策と感染拡大:
参考記事: -チリ/ニカラグアのコロナウイルス感染状況、8月22日

パンアメリカン保健機構は、ダニエル・オルテガ政府に対してコロナウィルス対策を緩めるならば感染拡大となるという警告を発しました。

パンアメリカン保健機構シロ・ウガルテ責任者:
“ソーシャルディスタンスを守らないと、せっかく感染数が減少していたとしても、再び爆発敵に増大し、短期間で医療サービスが飽和状態になるため、死亡率に直接的な影響を与える症例の大量増加につながる可能性があります”

10) 米国の大統領選挙:

木曜日に、民主党候補がバイデン―ハリスのコンビに決定し、世論調査ではドナルド・トランプ大統領に大きくリードしています。民主党の副大統領候補カマラ・ハリス氏の登場がバイデン候補にプラスとなっているようです。

https://www.trincheraonline.com/2020/08/23/top-ten-semanal-xxxii/