-ニカラグア政府、ついにカトリック教会を潰しにかかる: 大聖堂放火事件、在バチカン大使も交代、バチカンとの関係がさらに悪化

2019年7月10日に任命されたニカラグアの現バチカン大使ヒルダ・ゴンザレスは重要なミッションを与えられないまま、特に成果もなく退任することになりました。7月16日の政府広報に大統領府の承認が掲載されましたが、その頃には既に退任していました。

https://www.trincheraonline.com/2020/08/03/ortega-minimiza-embajada-en-el-vaticano/

ニカラグアでは、最近、カトリック教会への迫害が激しさを増していて、直近ではマナグア大聖堂内部が放火されるという大事件が起きました。放火犯が目撃されているのにも関わらず、ムリージョ副大統領はろうそくの火が原因だろうという無責任な見解を発表し、警察もそれに合わせて”アルコール蒸気の蓄積から発火”といういい加減な結論によって捜査を終結させてしまいました。全国で4か所以上の教会襲撃が報告されています。

https://www.youtube.com/watch?v=P7ykvxX3IUI

https://www.youtube.com/watch?v=CRZEl2svsWo

これについてはバチカンも«真面目に慎重で透明性のある調査»を求めていますが、警察が捜査を終わらせてしまった以上、事故として片付けられてしまい、ニカラグア政府には事件として犯人逮捕を目指す気は全くないようです。

https://www.trincheraonline.com/2020/08/03/los-ataques-a-la-santa-iglesia-catolica-por-los-or-mu-y-sus-sectas/

新しい在バチカン大使には、カロル・スヱン・パグアガという外交経験の全くない人物を任命しました。新大使は大統領夫人であるロサリオ・モリージョ副大統領の信任厚いサンディニスタ幹部です。これにより、オルテガ政権はバチカンとの冷え込んだ関係をさらに悪化させようと目論んでいます。

抵抗しても勝てない場合、ニカラグアのカトリック教会は妥協せずに廃止に追い込まれるか、生き残るために妥協して現左翼独裁政権の手先として取り込まれるか二者択一を迫られることになるでしょう。