-ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: 7月11日付

1) 民間企業評議会の会長選挙(COSEP):

”ラ・バンカディータ”というグループがCOSEPの会長交代を画策しています。現在の会長はJosé Adán Aguerriですが、9月に行なわれる会長選挙で別の候補者を推すようにキャンペーンを早めに始めました。

民間企業評議会は1972年に結成された民間企業を保護するための組織で、いくつかの商工会議所を束ねています。

参考記事: 7.COSEP(民間企業評議会)内の政府対反政府の戦い:

2) 民間企業評議会の会長選挙(COSEP)の候補者: 現会長のJosé Adán Aguerriが未だ立候補を表明してしていないので(任期3年)、現在の有力候補者はCOSEPの副会長で農業生産者連合の会長Michael Healyです。現会長側の候補者のようです。

COSEP会長選挙の構図:

現政権(反COSEP) 対 現会長グループ(反政府)

 

3) 民間企業評議会(COSEP)の調査結果:

コロナウィルスによる悪影響に関して 

資本不足に陥った企業: 64%
倒産が見込まれる企業: 10%
すでに閉鎖している事業所: 7%
従業員削減を実施した企業: 33%

 

4) ニカラグア人の帰国問題:

今回、パナマで足止めされていたニカラグア人の2グループが帰国しましたが、ニカラグア政府は週2グループに限定していて、それ以上の帰国は公式な理由もなく許可していません。ニカラグアの人権保護団体CPDHは、現在パナマで600人以上のニカラグア人が避難民として生活していて、政府は無関心で無策であると、避難しています。そのほか、グアテマラで数ヶ月間、足止めされている44人のニカラグア人を乗せた別のミニバスが、結局、政府の帰国許可が下りないまま出発する準備に入りました。

 

5) サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)勝利記念日:

7月19日はFSLNが1979年にソモサ独裁政権を倒した革命記念日ですが、コロナ騒ぎの影響で、今回は、この祝日をマナグアでお祝いすることはないようです。とはいえ、サンディニスタは世界保健機構の勧告に従わない形で個別のパレードなどは行なっているようです。

 

6) ウィルス感染者数隠蔽問題:

ニカラグア政府は引き続きコロナウイルスのパンデミックに関して過少に報告し、国民への影響についての事実を隠蔽しています。保健省による報告では、先週(火曜日)まで、COVID-19による新たな陽性件数は327件、感染者数は計2846人、ウイルスでの死亡者は8人、すでに計91人が死亡しています。

 

7) コロナウィルスで死亡した政府関係者:

ボクシング連盟会長のディオゲネス・カルデナス氏
企業家マックス・パディージャ氏
元国会議員で社会主義指導者のグスタボ・タブラダ氏

市民団体のコロナウィルスの影響に関する調査によると、7月1日現在、パンデミックに関連した肺炎などの症状による感染者数は7,402人、死亡者数は2,087人となっています。

 

8) エルサルバドル政府の申し出:
エルサルバドル政府は、ニカラグア人の医師・看護婦にエルサルバドル国内においてパンデミック対応のための就職先を提供すると発表しました。

 

9) 他のウィルス感染者:

ボリビア暫定大統領Jeanine Añez氏
国民へのビデオメッセージで、陽性であることを公表しましたが、隔離期間中も仕事を続けると明言しています。

ベネズエラのナンバー2、国会議長Diosdado Cabello氏
こちらもコロナウイルス陽性反応

 

10)世界保健機構の報告:
世界保健機構(WHO)はコロナウイルスには一部の医療措置による空気感染の可能性があると報告しています。

同様の空気感染は、聖歌隊の練習、レストラン内、フィットネスセンター内でも起こり得ると報告しています。

参考記事: -ニカラグアのトリンチェラ紙、トップ10ニュース: パート3

https://www.trincheraonline.com/2020/07/11/top-ten-semanal-xxvi/